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イカロスオンラインのプレイ日記です。 なんとなくシナリオ風味で日々生きていきたいと思います。
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神竜騎士団の駐屯地には、ピッグマーンとかいう名前の野獣使いがいる。
猪と豚のハーフをこよなく愛する変わり者で、こいつが一定のリズムで超でかい独り言を喋るんだが。



ピッグマーン「うぅ、獣臭い・・・どうしても臭いが消えない!」

俺「俺はお前の独り言が耳から消えねぇよ!!」

あんまりにもうるさいからクロウ団長に夜も眠れないと抗議したら、近くの遺跡で神竜騎士団の副官が人手を探しているらしいからそこに行けとな。
すぐに俺は旅立った。もうあいつの声が聞こえないところならどこでもよかった。どこでもよかった、んだけど・・・
 
遺跡近くに陣取っていたアレックス副官が言うには、俺達がこの森を抜けるには、古代の槌ってやつを手に入れなくちゃなんなくて、真実のポーションってやつがあれば、とりあえずそれを持ってる幽霊に会えるんだと。
というわけで、下っ端の俺は言われるがままにポーションの材料を集めることになった。
 
慣れないつるはし片手に銅鉱石を掘ったさ。
赤い狐から皮を剥ぎ取ったさ。
イノシシから牙をすっぽ抜いたさ。

集めながらなんかおかしいなと思ったけど黙ってた。だって俺、下っ端だもの。
で、完成品をアレックス副官に持っていったら、副官の秘書っぽい女騎士と一緒に無表情で一気コールされた。


 
「え・・・いや、これを飲めっておかしくねぇ!?人間が食べちゃいけないもんが材料なんだぞ!?」
 
しかもなんで遺跡の魔法陣の上で飲まなきゃなんねぇの?これってあれだろ、生贄だろ!?え、20分!?20分以内とか時間制限付けちゃうの!?何故?つーか、やんなきゃ給料払わない?ちょ、母さんが俺の初任給楽しみにしてんだけど!!・・・ちっくしょー!!

国家権力に脅された俺は、生贄の魔法陣の上でポーションを一気飲みした。
幽霊に会えそうな・・・というか、幽霊になれそうな味がした。ぐっは。
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プロフィール
HN:
ラスディア
性別:
男性
誕生日:
2016/03/23
職業:
ガーディアン
趣味:
釣り
自己紹介:
ぐーたらしていたかったのに「いい加減働け」と親に騎士養成学校に無理やり入学させられたあげく、卒業後は唐突に姫様の護衛任務になんて大抜擢されてしまった不運な護衛騎士。自由奔放な姉と妹がいる。
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